空室時の実務的な利用価値が高い

 

賃貸物件は空室の時ほど不特定多数の出入りが多くなります。カギの所在が重要視されるのはそのためです。
オートロックと暗証番号の組み合わせであれば、番号を知っている特定の人だけがいつでも何度でも入室することに一切の無駄がありません。カギを貸し出したり現地に置いておいたりすれば複製のリスクは免れないしカギを掛けない状態では考えられるリスクは山のようにあります。

例えば民間企業が利益を確保していくために、経費を削減し無駄な作業を無くして業務を効率化するのは当たり前のことではないでしょうか。

空室時に関わる人達の業務効率化を実現すれば様々なプラスの状況を作り出します。
そのプラスの状況を最終目的である入居者さんの確保に向かわせればいいわけです。
それがキーレスによる差別化の一つで、すでに多くの物件で実行されています。

活用例
仲介業者さんがお客さまを部屋に案内するにあたって、カギの貸し借りがないほうがスムーズに紹介できます。
内覧数が増える可能性があるわけです。
単純に内覧数が増えれば、入居が決まる確率も上がります。
内覧数が増えたのに入居が決まらなければ、問題点を分析し的確な対応をとることもできます。

まず内覧数を増やすためにカギの貸し借りがいらないこと、新たな価値(キーレスライフ)を提供できることを仲介店舗にアピール、営業します。
営業用ツールの用意もありますが、各種いろんな方法があると思います。

増えた内覧者とより確実に契約にまで至るためのキーレス活用。
室内で効果的な印象を残す工夫(アピールツールあり)やキーレス生活を知ってもらうための工夫を施しライバル物件にはないアピールポイントで印象度に差を付ける。

退去のたびに上記のことを繰り返す→仲介者への認知も深まり、より効果を増していく。

※活用方法の一例でしかありません。
キーレス環境を活かすと考えればまだ誰も実施していないオリジナルの入居増対策がいくつもできるはずです。

長期運営に適している